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    • 2015.08.13 Thursday
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    メジャーなマイナー映画を目指して(3)

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       「マイナー映画」(と仮に呼びたいのですが)というのは、決して流通規模において小規模であることを意味しません。
      例えば、近年劇場でかかっている自主映画の多くはマイナー映画ではなく、ただの小規模な映画です。
      流通規模において大規模であっても「マイナー」である、ということの一つの例は『ハイスクールU.S.A.--アメリカ学園映画のすべて』のいう本で知ることができます。
      この本の中で著者たちは「学園映画」というサブジャンルを、ジョン・ヒューズが発明した、と主張しています。
      ジョン・ヒューズ以前にも、学園を舞台にした映画は無数にありました。しかし、学園という場所が単なる芝居の背景ではなく、それ自体がキャラクターたちに固有の葛藤を生み出してしまう政治的な場所であることを発見したのはジョン・ヒューズである、というわけです。
      誰の目にも「学園」は映っていた。そして、ジョン・ヒューズの映画も長いあいだ多くの観客たちに愛されていた。
      しかし、その画面に「学園映画」を見出したのは、ジョン・ヒューズの映画を参照した後続の映画作家たちであり、なにより長谷川町蔵と山崎まどかという著者たちだった。
      このエピソードに似ているのは、「フィルム・ノワール」というサブジャンルではないでしょうか。
      それは、あからさまにそこに映しだされている。しかしそれは、もっとも人の目にとまりにくい。
      そういう特徴を「マイナー映画」は持っている。
      しかし、そういう「マイナー映画」が「メジャー映画」として作動してしまう環境なり瞬間なりが、ある。
      (つづく)


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        • 2015.08.13 Thursday
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        コメント
        なるほど。これはかつて映画批評家の高橋実が、フィルムノワールとはサブジャンルではなく、むしろヌーヴェル・ヴァーグに近い意味での“運動”だった、と言ったことに近いのではないかしら。
        • 高橋洋
        • 2012/05/06 1:28 AM
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